2007年08月31日

死刑はこうして執行される (講談社文庫)

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価格(税込):¥ 540  人気 125581 位  通常24時間以内に発送

著者:村野 薫
  
出版社/メーカー:講談社(2006-01)

非常にストレートな一冊です。 タイトル通り、まさに日本の死刑とはどんなものか、死刑囚たちは何を思い、「その日」を待つのか、そして、死刑とはどのように執行されているのかがストレートに書かれており、非常に興味深い一冊でした。現在の日本でも、死刑廃止、続行・・・それぞれの価値観により、色々な意見があります。個人的には、死刑とはやはり罪の償いのひとつの選択肢であるとは思います。ですが、死刑を執行するのも同じ人間であるというのは、何とも心苦しい現実であり、死刑を実際に執行し、また、その「後始末」をする人間の立場というのも、仕事とはいえど、なかなか酷なものであると感じました。そのあたりのジレンマなども、この本では少し触れられています。ある日「今日死刑執行です」と言われ、一生を終える・・・・・勿論死刑囚なので、それが当然とはいえど、とても残酷な現実です。それなら、執行されるまで何年も、生きた屍状態で拘留しておくよりは、死刑判決が出て三日後くらいに、即座に執行してしまったほうが、死刑囚の心の負担も軽いと思いますし、税金の無駄にもならないのでは?と思いますが。。。死刑をすぐに執行しない理由のひとつに「冤罪の可能性」というのがありますが、死刑判決までに年数を費やして何度か裁判も行われているのに、冤罪などあるのかは疑問です。現在、死刑確定から執行までに平均五年、というのは、非常に長いと思います。今も「その日」を待つ死刑囚は、塀の中から明日の光に怯えながら生きているのです。そして明日にでも、もしかしたら突然の宣告を受ける死刑囚はいるのかもしれません・・・・・。

・ 元刑務官が明かす死刑のすべて
・ 死刑囚の最後の瞬間 (角川文庫)
・ 死刑執行人の苦悩 (角川文庫)
・ 57人の死刑囚 (角川文庫)
・ 戦後死刑囚列伝 (宝島社文庫)




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