2007年12月19日
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 特別版(3枚組)
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 特別版(3枚組)価格(税込):¥ 4,480 人気 20 位 通常24時間以内に発送
ダニエル・ラドクリフ
監督:デイビッド・イェーツ
出版社/メーカー:ワーナー・ホーム・ビデオ()
Amazon.co.jp このシリーズ第5作は、監督にデイビッド・イエーツという新たな才能を迎え、ドラマ性を重視しようとする製作側の意図が感じられる。オープニングからして、過去4作のテイストとはガラリと変わっているのだ。今回の物語の中心は、ハリーの苦悩。マグル(人間)界で魔法を使ったことによるホグワーツ退学の危機、そのホグワーツでは魔法省が派遣した新教師アンブリッジが君臨し、ハリーは悪夢にうなされ続ける。ヴォルデモートの復活や、大切な人の死などドラマチックな展開は原作に忠実だが、ロンが監督生となり、クィディッチで活躍するエピソードがばっさり切られている点は、原作ファンには寂しいかもしれない。 ビジュアルでは、やはりシリーズ初登場の「魔法省」が必見。ロンドンの地下に巨大空間が広がり、大勢の魔法使いが行き交うシーンは圧巻である。また夜のロンドンの飛行シーンはロマンチックだし、J.K.ローリング自身が映画のためにデザインしたブラック家の家系図にも目を奪われる。その分、空を飛ぶ魔法生物のセストラル、巨人グロウプや、半人半獣のケンタウロスなどのCGキャラに想像を超える驚きはない。新登場のキャストで最も輝いているのは、新星エバナ・リンチが演じるルーナ・ラブグッド。ファーストキスをするチョウ・チャン以上に、ハリーに寄り添う相手であることが、この映画版でより強調されている。全体としては、膨大な量の原作を2時間18分に収めたことに作り手側の苦心が感じられ、納得の仕上がりではないだろうか。(斉藤博昭)
原作を読んでいない私でも楽しめる 原作を読んでいないので、一連の作品の映像が私の「ハリー」の世界となる。このシリーズは、(原作と比較することができないが)おそらく細部まで丁寧に描かれているのだと思う。そのため「魔法」を含め、このシリーズの世界観に何の違和感もなく入り込むことができる。私の記憶力の問題だろうが、人物が今回初めて登場したのか、以前にも登場していたのかを考えている間にストーリーが進行していく事もあり、せめて前回の作品ぐらいは観直しておいた方が繋がりやすいだろう。そして何より・・・・ストーリの繋がり自体は全く問題にならないが、俳優の方の身体的な成長と、ストーリーの展開の時間とのギャップがあり、「ちょっと見ない間に大きくなって!」というような親戚の子どもを見る感覚になり、前作との時間経過が「?」となる事がある。それはそれで、面白いのだが・・・・・シリーズ物でこれだけの「質」を保っているからこそ、こんなことも不愉快ではなく「面白い」と感じるのだろう。
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